bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で ビットコイン トレードグランプリ

お待たせしました?6月の市議会をレポートします。2014年06月14日 20時59分11秒

 今回は、「次の高齢者福祉計画の策定の考え方」および「教育環境の整備について吉川市教育委員会は何を考えているか」、を問いました!
 吉川市は、今年度いくつかの行政計画の策定を予定しています。いずれも計画期間が今年度で満了になるなど、新たな環境変化やニーズ変化に対応しなければならないからです。
 6月議会では、そのうちの高齢者福祉計画をとりあげました。

 第5期計画は平成24年度から26年度までの計画で、来年度からの第6期計画策定をする事になっているからです。
 この計画、介護保険事業計画とセットになっていて、保険事業が財政支出のメインである介護保険は、保険料をどうするか(上げるか、据え置くか)ということを、定期的に見直さなければならないのです。
 なぜなら介護保険制度は、一般会計(税金)と基金(いわゆる貯金)と、保険料収入でまかなわれていて、高齢者が増えれば介護のための支出が増え、将来制度を維持する事が難しくなると予想されているからです。
 したがって保険料をどうするかということについて、今後も引き続き見直しをしていかなければなりません。
 この計画と表裏になるのが、高齢者福祉計画で、いわば介護をうけることにならないよう、できるだけ元気でケアの必要のない高齢者にするための計画でなければならない。

 こうした観点から、まず、吉川市はどんな施策を考えているのかを問いました。

 次に、いわゆる団塊の世代が、65歳を超えてきました。突出して人口が多い世代。高度経済成長期を担ってきた世代で、時代の中心を歩んできた世代であり、数年前に退職期を迎え、地域に戻って来た。
 こういう世代が中心となる高齢者福祉は、これまでと違った施策が必要だろう。むしろ積極的に高齢者を活用する施策を考案して、高齢者の活力を利用するという視点をもつべきではないかという問題意識です。
 さらに、以前から指摘してきた吉川市の人口バランスの不均衡。交通不便地域で過疎地に住む高齢者の移動支援をどうするのかという課題への対応。
 高齢者が移動を控えるようになれば、健康維持のためにマイナスだろうし、買い物を控えるようになれば、地域経済の衰退にも繋がるだろうという問題意識です。

 以前提案した低料金で、目的地を指定して運行してくれる、オンデマンドバスなどのハイテクバスの運行を多くの自治体が導入しているが、吉川市での研究は進んでいるのかということ。


 市の、答弁はレポートに簡単に記載しました。レポートを読んでいただければ、ある程度雰囲気が伝わると思いますが、あまりかみ合った質疑にはなりませんでした。

 2点目、学校の教育環境についての質問は、具体的には普通教室へのエアコン導入を急ぐべきという趣旨です。
 気温35度超えは当たり前。40度に迫る日も経験した昨年の夏。今年は6月に35度を経験という環境の中で、教育環境を整えるためにはエアコン導入が不可欠だろうという認識です。
 以前の、議会答弁で教育長は、導入の考えは無いと繰り返して答弁しましたが、今議会での答えはどうだったのでしょうか。レポートに簡単に書いてあります。

 本議会の質問では、「ゆとり教育」の反省を踏まえ、学習指導要領の改正や、授業時間数増の取組に対する、吉川市教育委員会としての取り組み姿勢を正すという問題意識で質問しました。