平成27年4月15日、墓地造成意見交換会が開かれました ― 2015年05月14日 23時04分49秒
多くの三輪野江地域住民にとっては、寝耳に水の説明会だったのではないでしょうか?
東部地区公民館に30人くらいの地域住民が集まり、墓地開発を行う寺院関係者と市の環境課の担当2名が出席し意見交換会が開催されました。
自治会長さんから、説明会が行われるという情報をいただいたので、私も出席しましたが、会の様子は思いもよらず紛糾しました。
とりあえず、その時に表明された市民意見の要旨をブログに記録しておきたいと、思います。
都市計画で一定の方向が定められた地域に、大規模な墓地が開発されるという内容で、周辺住民から様々な意見が出されました。
とりわけ吉川市の行政運営に対する不信感の表明が、数多くの住民から上ってきましたので、6月の議会で取り上げたいと考えています。
以下、意見交換会の概要です!
説明会の持ち方について
○墓地計画について、意見を出せなかった。なぜなら意見を求められたのは少数の関係者だけで、連絡もなかった。○意見交換会は、計画ができた時点でやるべきだった。
○説明会の位置づけが不明確。開発指導要綱の手続きではない。
役所の不手際への批判
○資料の配布がなく、口頭のみの説明は、役所として不誠実。議論できない。○なぜ、こういう意見交換の場を今まで設けなかったのか。住民同士で仲が悪くなる事態になっている。
○寺からの見解書が配られていない。
○役所の内部でどういう協議がされたのか。
○回答はすべて文書でください。
○文書による納得できる回答をお願いする。
住民合意の形成について
○地域住民の中に意見の食い違いはある。○住民を無視したやり方ではないか。
○地権者、近隣の方の意見を十分取り上げて、判断してもらう必要がある。
○大字三輪野江7自治会から417名(下組自治会12世帯32名を含む)の反対署名がある。
市の要綱に不備がある
○指導要綱に不備があると思う。吉川には墓地の設計指針はないのか。○お墓を設置する距離的制限とかないのか。
○10アールに対し何㎡まで開発できるとかの規定はないのか。
○要綱上の「関係住民」は、なぜ100メートルを範囲とするのか。農村集落の規模でとらえるのは閉鎖的にすぎる。
○公衆衛生上の指導内容が定められていない。
○先進他市の事例では、墓地境界との距離、緑地帯の整備、墓石数に応じた駐車場の面積や緑地面積などが設けられているのに吉川市の要綱には定めがない。
都市計画との関係について
○当該地は産業まちづくりゾーンに位置づけられている。計画的地域開発のメリットは計り知れない。○地域開発のメリットは、整然とした土地利用、良好な環境の整備、税収増の効果などもある。
○都市計画マスタープランで、産業まちづくり地域に位置づけられている。
○マスタープランのある中で、計画書一枚で墓地開発ができるのか。
寺の開発意向について
○寺周辺では、なぜ土地取得が困難だったのか、5年前から取り組んだというが、説明してほしい。○寺周辺には広大な一種農地がある、農地法上適用除外規定があるのに、なぜ三輪野江に土地を求めたのか説明を。
○寺の経営との関係で、大規模な墓地取得ということは、どういう目的なのか。
○寺の基本財産はどういう状況か。
○宗教法人の経営状況を、許認可機関に報告義務があるということだが、それはどういうことか。
○どうして、あの場所なのか。
○200戸の頂源寺の計画にしては、2,871区画の墓地造成は多すぎる。営利目的ではないか。
具体的な影響についての危惧
○近隣の「さくら霊園」の線香の煙に迷惑している。
○規模が大きい霊園なので、臭気の問題や、周辺田圃の用水路への影響が心配。
○周辺の地価が下がる。
○三輪野江には、すでに霊園はたくさんある。これ以上墓地はいらない。
○規模が大きい霊園なので、臭気の問題や、周辺田圃の用水路への影響が心配。
○周辺の地価が下がる。
○三輪野江には、すでに霊園はたくさんある。これ以上墓地はいらない。
産業まちづくり地域に位置づけられている、三輪野江バイパス付近の白地地域
コメント
_ michaelemattsson.wordpress.com ― 2017年06月11日 06時30分34秒
I was able to find good advice from your articles.
_ vitamin b foot pain ― 2017年07月04日 00時22分50秒
These are actually impressive ideas in on the topic of blogging.
You have touched some pleasant factors here.
Any way keep up wrinting.
You have touched some pleasant factors here.
Any way keep up wrinting.
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://pokonin555.asablo.jp/blog/2015/05/14/7634087/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
最近のコメント